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優良みやぎ材
安心・安全な心やすらぐ生活空間を創るために
宮城県内には、戦後、植林された森林が成熟期を迎え、毎年、新たに約103万m3の成長を続けております。一方、毎年県内で伐採され、木材として生産される量は約50万m3です。
地域材を利用することは、地域の森林整備や産業の振興が図られるばかりか、地球温暖化防止につながります。
宮城県内の成熟した森林から生産される木材を、安心して安全に使っていただくため、「みやぎ材利用センター」では木材製品をよりグレードアップした“優良みやぎ材”を供給しています。
宮城県内で合法的に生産された原木(丸太)を素材とした木材製品です
製品の品質規格(強度、寸法等)は、JAS(日本農林規格)基準をクリアする独自の品質規格とし、さらに乾燥して品質を高めました
寸法の許容範囲は厳しく決めています。
乾燥は、含水率25%以下を基準としました

乾燥材には、人工乾燥と天然乾燥があります。
<乾燥材を使うメリット>
- ●木材の曲がり、そり、割れ、狂いなどの原因となる収縮が少ない。
- (木材は、含水率30%以下になると収縮し、水分吸収すると膨張する。)
- ●木材が菌や虫に犯されにくい。
- (含水率20%以下になると腐朽菌や変色菌に犯されにくい。)
- ●木材の強度が強くなる。
- (含水率30%以下になると、含水率が低くなるほど強度が増す。)
- ●木材の加工がしやすくなる。
- (切削、接着、塗装などの加工性が良くなる。)
- ●保温性が良くなる。
- (含水率が低いほど熱伝導率が低下するため、保温性が良い。)
- ●木材の重量が軽くなり、運搬が楽になる。
- (含水率が低いほど軽くなる。)
木材製品の種類
一般建築用に供する次の木材製品を供給できます。
- (1)構造材
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構造材は、家の骨組みになる木で、土台、梁、柱など家を支える木材なので、強さが求められる部材です。
木を横に使うか、縦に使うかで甲種と乙種に区分しました。●主として高い曲げ性能を必要とする部分に使われる。(甲種構造材)
梁、桁、土台、胴差、大引など●主として圧縮性能を必要とする部分に使われる。(乙種構造材)
通し柱、管柱、間柱、など - (2)造作材
- 骨組みの間をうずめ、内部の仕上げに使われる木です。天井、階段、床、床の間、敷居、鴨居など、家の中でも最も目につきやすいので、美しさが求められる部材です。
●壁板類(建築物の内外壁用板に使用する)
鴨居、敷居など●造作類(板壁以外の造作に使用する)
内・外壁など - (3)下地材
- 屋根、床、壁などの下地(外部から見えない部分)に使われる。

※優良みやぎ材として、品質基準をクリアした製品には、安心の目印である「認証シール」を貼ります。
みやぎ材利用センターの事務局
仙台市青葉区東照宮1-8-8
宮城県木材協同組合
TEL.022-233-2883 FAX.022-275-4936
E-mail:miyagi_wood@waltz.ocn.ne.jp
ホームページ:http://miyagi-wood.jp/